屋根瓦の種類のまとめ~和瓦や洋瓦など知っておきたい瓦の基礎知識11選

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屋根は、その家(建物)で長く暮らしていく上で
ポイント① 居住性(快適性) … 暑い、寒い、雨音など騒音etc.
ポイント② 耐久性(持続性) … 紫外線劣化、サビ、変色(色褪せ)、割れ、屋根下地木材等の劣化etc.

この2つのポイントにおいて、とても大切な場所の一つです。
初期コストだけでなく、後々のランニングコスト、メンテナンス頻度や補修・塗装等も考慮し、大切な建物のため、また快適な生活空間のためにも、しっかりとご検討されることをおすすめします。

目次

屋根材を選ぶ時に、結局何が一番いいの?

一番オススメは石州瓦の屋根!!

屋根材をご検討の方へ!瓦屋根とその他屋根材の種類を比較することが重要

瓦屋根、スレート屋根、金属屋根、セメント瓦屋根の特徴紹介

瓦屋根

  • 焼物の屋根材
  • 紫外線に強い
  • 耐久性No.1
  • メンテナンス基本的不要
  • 重く、耐震性の確保が必要

スレート屋根

  • 薄いセメント板の屋根材
  • スッキリしたデザイン
  • 比較的軽く、安価
  • 再塗装のメンテナンス必要
  • 割れ等の心配あり

金属屋根

  • 軽さNo.1
  • 加工しやすく雨漏りに強い
  • デザイン豊富(縦・横)
  • 遮音性が低く、雨音などの騒音あり
  • 断熱性も低い
  • 素材自体が錆びる

セメント瓦屋根

  • 耐久性に優れる
  • 施行性がよい
  • 代表的なセメント瓦はモニエル瓦
  • 再塗装のメンテナンス必要
  • 重く、耐震性の確保が必要

各屋根材 メリット&デメリット 徹底比較!!

 耐久性断熱性遮音性耐震性
(重量)
初期
コスト
維持
コスト
瓦屋根
スレート屋根
金属屋根
セメント屋根

陶器瓦、粘土瓦の種類(形、日本瓦、和瓦、洋瓦)

粘土瓦と陶器瓦は基本的に同じものです。
業界では…
『粘土瓦』 … 焼き物の瓦全般。
『陶器瓦』 … 釉薬によって色を付けた粘土瓦。
『いぶし瓦』… 瓦の素地自体を燻化し、銀色になった粘土瓦。
『素焼瓦』 … 釉薬をかけずに焼いている粘土瓦
に分けられます。

J形
(和瓦/日本瓦)

桟山裏で瓦裏通気を、表面谷部で雨水を効率的に軒先へ排出。

日本の気候風土に適した安心と信頼の形です!

  • ウルトラ3S瓦スーパー
  • 軽量防災瓦 SafetySlim
  • 超低勾配対応 スーパーモランJ

S形
(南欧風洋瓦)

桟山部分が大きく、瓦曲線がよりハッキリした形が特徴。

ヨーロッパの伝統的なスパニッシュ瓦を模した洋瓦。

  • スーパーモランS

F形
(平板瓦)

平らな形で、スッキリしたデザインの陶器瓦。

スレートのようなシャープな印象の屋根を創ります。

建物、屋根の形状や立地条件、また景観を考慮し、陶器瓦の種類を選ぶことをお勧めします。

瓦メーカー産地の種類

日本の瓦の産地とそれぞれの産地の瓦の特徴を紹介します!

日本には瓦の3大産地と呼ばれる地域があります。

三州瓦(愛知県)

全国シェアNo.1  洋瓦から日本瓦まで様々

石州瓦(島根県)

瓦自体の品質が寒冷地でも沿岸部でも安心の屋根瓦

淡路瓦(兵庫県)

いぶし瓦の大産地 葺き上がりが美しい

一押しの石州瓦は焼成温度No.1  ~ 焼成温度とその効果 ~

紫外線劣化と風雨にさらされ、夏は灼熱、冬は寒冷・積雪、海に囲まれた日本の沿岸部での潮風。
屋根は非常に過酷な環境と言えます。

だからこそ、屋根材の選択は、その家の維持管理において非常に大切です。
焼き物の品質は、その土と焼きによって決まります。

焼成温度が高いほど強く焼き締まり、吸水率が低く、強くて硬い瓦になります。

石州瓦三州瓦淡路瓦
焼成温度1200~1300℃1100~1150℃950~1100℃

石州瓦の強み!!

粘土瓦の劣化の様子

①塩害 

塩分により瓦素地が浸食される被害のことで、沿岸部の地域で多く見られる。

塩分により瓦素地が浸食され、粉のようにボロボロになってしまいます。
釉薬がかかっていない部分に多く見られるため、見た目にはわかりずらい場合が多いです。

塩害試験の様子

瓦を硫酸ナトリウム水溶液中へ浸漬し、その後乾燥させる操作を1サイクルとし、これを40回繰り返す試験で、瓦の素地への影響を測定しました。

下記の写真はその影響を表したものです。

石州瓦

他産地A

他産地B

②凍害

粘土瓦中の水分が気温により凍結膨張・融解を繰り返すことにより発生するもので、寒暖の差が激しい地域で多く見られる。

表面に亀裂や剥離が発生します。

凍害試験(JIS A5208:1996粘土瓦)

試験体を、前処理として15~25℃の水中に24時間浸漬しておきます。そして-20±3℃の冷気中に8時間以上静置した後、15~25℃の水中に6時間以上浸漬。これを1サイクルとして、試験体の異常の有無を確認します。

石州瓦業界では、このサイクルを25回繰り返し、瓦に異常がないことを確認、品質の安定向上に努めています。

厳しい条件の試験を25回繰り返し、ひび割れやはく離などの異常は認められませんでした。繰り返し試験回数25回は、石州瓦業界で取り決めた回数で、日本各地の瓦産地の中でも最も多い回数です。

結論:高温焼成している石州瓦が一番劣化に強い!!!

瓦屋根の価格・値段

屋根の形状は様々です。また、粘土瓦には、いろいろな形や役瓦があります。

《屋根の形状と瓦の種類》

瓦屋根は、「瓦+施工」によって創り上げられるものです。

その施工方法に関しては、積雪地域、強風地域、寒冷地域など地域の気候に適した施工がございます。また、建物の立地条件においても、費用が異なります。

費用のご相談は、お近くの瓦施工店様にお尋ねください。

瓦/屋根の”色”においてのメンテンス

屋根のメンテナンスで一番多く行われているのは、古くなった屋根の再塗装です。

石州瓦は釉薬(ゆうやく)瓦と呼ばれ、釉薬という薬を瓦の表面に塗布し、焼成することにより、瓦表面に色が付いています。石州瓦の1200℃の焼成により、釉薬自体も瓦素地と共に焼結しております。

それによって

紫外線・経年劣化による変色・脱色無し!

錆びない!酸性雨に対しての劣化にも強い!

いつでもキレイな状態の屋根を保持!!

再塗装不要で経済的!!

瓦はさびない!再塗装不要!30年で約180万円の節約になります!!

瓦以外の屋根材のほとんどは塗装しており、このため5~10年で色落ちし、再塗装が必要になります。
それに比べて瓦は、初期費用は高めですが、その後のメンテナンス費用はほとんどかかりません。
その結果、トータルコストでみればとても経済的な屋根材です。

瓦の色の種類

石州瓦/防災瓦シバオ 色別出荷ランキング!

瓦の色選びの参考に!

《J形(和瓦/日本瓦)部門》

出荷割合(%)
第1位 銀黒
60%
第2位 黒
15%
第3位 赤
15%
第4位 いぶし
5%
第5位 キマチ
5%

第1位

やっぱり和瓦の定番色No.1!
キラキラした輝きがいつまでも続く石州銀黒。

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第2位

漆塗りの黒色のような漆黒と輝きが特徴です!建物を渋く演出してくれます。

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第3位

石州瓦といえば赤瓦!自然の緑に映える!景観を作る屋根の色です。

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第4位

日本瓦の起源であるいぶし瓦。いぶし色は、本いぶしの雰囲気を釉薬で表した色です。落ち着いた銀色で、いろいろな建物にマッチします。

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第5位

石州赤瓦文化、最高の色!
日光の当たり方によって、違った屋根を演出する。とても上品で落ち着いた屋根を創ります。

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その他

受注生産色

特注色等

《S形(南欧風洋瓦)部門》

出荷割合(%)
第1位 アンティークブラウン 
25%
第2位 ナチュラルオレンジ
20%
第3位 銀黒
15%
第4位 マットブラック
10%
第4位 混ぜ葺
10%
第6位 チークブラウン
5%
第6位 リーフグリーン
5%
第8位 ナチュラルモカ
4%
第9位 ナチュラルグレー
3%
第9位 ナチュラルホワイト
3%

第1位

飽きのこない、濃いめのブラウン。
どんな壁の色にも合います。

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第2位

南欧風のS形瓦の定番色!
鮮やかなオレンジ色です。表面にスプレーによる釉薬が掛かっており、単色でも混ぜて並べたような雰囲気になります。

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第3位

銀黒

J形瓦の定番色No.1!
和洋折衷、どんな屋根でもやっぱり定番!

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第4位

ツヤの無いブラック。
落ち着いたシャープな屋根を演出します。

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第4位

様々な色の瓦を混ぜて並べた屋根です。
使用する色によって、様々な印象の屋根を演出します。

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第6位

明るめのブラウン(赤茶色)。
どことなくノスタルジックな雰囲気のある色です。

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第6位

鮮やかな新緑のグリーン。
建物の印象を明るくしてくれます。

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第8位

もう一つの南欧風S形色・オレンジよりも全体的に柔らかな印象の屋根を創ります。

第9位

落ち着いた雰囲気を演出するグレー色。
ノスタルジックな印象の屋根を創ります。

第9位

クリームホワイトのベースにブラウンベースの色がスプレー掛けしてあり、真っ白ではない、明るい屋根を創ります。

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瓦屋根の重さ・重量と軽量瓦

瓦の重量と耐震性の関係

『重い屋根は地震に弱い』 今ではそう言われています。

単純に考えれば、トップが重い「頭が重く、体・足が細い」モノは、確かに大きく揺れます。しかしモノは住宅であり建築物です。人間もそうですが、足腰が鍛えられた肉体こそ力強く強靭な体の持ち主といわれるように、住宅もまた足腰(基礎・柱・壁)の強靭な構造こそが強く、地震だけでなく、台風や豪雨から我々の住まい・暮らしを守ってくれます。それが建築物の強さの基本です。

どちらの建物が良いですか?
① 軽い屋根 + それに見合った比較的軽い建物
② 重い屋根 + それに見合ったしっかりとした建物

建物の耐震性は「屋根が重たい/軽い」というよりも、重たいものでもしっかりと支えることのできる建物自体の構造が最も重要です。

動画でわかる「重い屋根&軽い屋根と家の耐震について」

石州軽量防災瓦のご紹介

それでも…

陶器瓦の屋根がいいけど、少しでも軽いものがいいんだけど…

建物も古くなってきたから、屋根替えしたいけど、瓦で今より軽いものがないかなぁ…

こういった方には…

『石州軽量防災瓦 ウルトラセーフティ・スリム』

石州瓦/防災瓦のシバオが、特許技術を活用して開発した通常品より20%の軽量化を実現した瓦です!

詳細はこちら☟

屋根・災害・メンテナンス

地震や台風の際に、瓦屋根の被害がよくテレビで報道されます。
近年、東日本大震災、熊本地震、また令和元年千葉県を襲った台風15号など、多くの古い瓦屋根に被害が多数発生しました。
但し、令和元年の台風15号(房総半島台風)の被害状況が確認された際に、瓦施工業界が定めている『ガイドライン工法』に従って設計・施工された瓦屋根には被害がないまたは被害があったとしても比較的軽微であったことが報告されています。ガイドラインに準拠した工法は、令和4年1月1日より、新築・増改築において法制化されます。

ガイドライン工法の詳細はこちら

現在の陶器瓦の多くは組み合わせ工法による防災瓦となっており、更にガイドライン工法による施工をすることで、災害に非常に強い安心・安全な瓦屋根となります。
シバオの瓦は、防災瓦の中でも更にお客様に『安心・安全・快適』をお届けできる【ウルトラ防災】な瓦です!!

また、もし何らかの理由で瓦が割れてしまっても、瓦は1枚からの交換が可能です。再塗装などの大掛かりなメンテナンスも必要ありません。

瓦屋根は、10年先、20年先、30年先でも、とても安心な屋根材です

【ウルトラ防災】なシバオの総合防災瓦! 

石州瓦シバオの防災瓦はJ形瓦(和瓦・日本瓦)、S形瓦(洋瓦)ともに、一般的な防災瓦よりも、雨漏りしない、瓦がズレない、飛ばない、動かないといった安心の機能を持った『ウルトラな総合防災瓦』です。

シバオの防災瓦の機能は、施工により重なった、屋根から見えない部分に多く隠されています。

製品紹介

J形(和瓦/日本瓦)

ウルトラ3S瓦シリーズ ~漏らない、ズラない、動かない!元祖総合防災瓦!!

Aタイプ

Bタイプ

Zタイプ

スーパーモランJ ~超低勾配対応瓦 ウルトラ3S瓦進化系~
石州軽量防災瓦 ウルトラセーフティ・スリム ~日本一軽い和瓦/日本瓦~

S形(南欧風洋瓦)

スーパーモランS45 ~形状・通気性・耐風性・防水性にこだわった洋瓦~

瓦リフォームは、シバオのJ形瓦にお任せください!

シバオには、様々なサイズの調整瓦があります。

これだけの調整用サイズを用意している瓦メーカーは、石州瓦シバオだけ!!

瓦リフォーム(葺き替え)には、安心安全の石州シバオの防災瓦と種々のサイズを揃えたシバオの調整判シリーズにお任せください!

多種多様な屋根

屋根のリフォームといっても、屋根の形は様々です。

  1. 屋根の形状…切妻、寄棟、入母屋、スガル屋根etc.
  2. 瓦の種類…セメント瓦、陶器瓦(釉薬瓦)、いぶし瓦etc.
  3. 瓦の産地
  4. 瓦のサイズ
  5. 瓦の作られた年代

以上の点がいろいろに組み合わさって構成されているため、屋根は多種多様なものになっています。

現在は、JIS規格により、ある程度サイズが統一されておりますが、それでも未だ様々なサイズ・形状が存在しています。

屋根リフォーム(葺き替え)のタイミング

瓦職人さんは本当にすごいんです!!

そんな多種多様な屋根に、現存する瓦を使って適切に施工するのが瓦職人さんです。

屋根の形状が複雑になればなるほど、職人さんの技術がより大切になってきます。雨漏りしない屋根には、職人さんの技があふれているのです!

お近くの施工店様紹介

シバオは、屋根のリフォームに真剣に取り組んでいます!!

そんな職人さんのお手伝いをし、お施主様に安心・安全をご提供するため、どんな屋根形状でも雨漏りしない屋根を創るための様々なサイズの瓦(調整判シリーズ)を作っています。

製品自体(ウルトラ3S瓦)だけでなく、製品ラインナップにもこだわりました。

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