屋根の重量&耐震について

重い屋根は地震に弱い。阪神大震災以降、今でも言われています。

単純に考えれば、トップが重い「頭が重く足が軽い」モノは、確かに大きく揺れます。しかしモノは住宅であり建築物です。人間もそうですが、足腰が鍛えられた肉体こそ力強く強靭な体躯の持ち主といわれるように、住宅もまた足腰(壁)の強靭な構造こそが強くて地震に負けない、風に負けない。それが建築物の強さの基本です。

確かに、屋根が軽ければ、軽さに見合った基礎と構造体で間にあいます。しかし住宅の基本的な強さから見て、果たしてそれが強い住まいと言えるでしょうか。軽いトップに見合った足腰バランスで作られた住まいと、重いトップに見合った足腰バランスを有する住まいと比較して、どちらが強くて丈夫な住まいと思われますか。

昔の住まいは、強靭な基礎と構造で造られた躯体を、重い瓦屋根でさらに上から押し付け、大地にしっかりと根を降ろす家を造ってきました。

「根を張る屋(家)」と書いて屋根と読ませるのもここからきています。

重い屋根が地震に弱いわけではありません。躯体がしっかりしていれば、重い屋根はむしろ、地震だけでなく風にも負けない住まいを造ります。

目次

耐震実験の内容「最悪」を想定した揺れを再現

地震の振動は、1階(地表面)よりも2階(屋根部分)の方が増幅されます。今回の実験では、加速度が加わり増幅された地震荷重を屋根に与え、実際の屋根の揺れを想定した振動を加えました。

今回の実験では、阪神・淡路大震災(M7.2)および東海大地震予想波(M8)を想定した2種類の震動を用いました。

日本列島の活断層

屋根に加わる増幅された「地震荷重の加速度」とは?

地震の時は高いところほど、揺れが大きくなりますよね。これは地震荷重に高さ方向の加速度が加わり、地震荷重が増幅されるからです。以下の表は阪神・淡路大震災と、想定される東海大地震の地表面と2階の屋根部分の地震荷重の加速度の違い。参考にしてください。

 最大加速度2階屋根に増幅された加速度
阪神淡路大震災818ガル1231ガル
想定される東海大震災854ガル1314ガル

実験が証明する瓦屋根の耐震性能

2004年、全国の瓦屋根業界(瓦メーカー・工事店)が集まって、瓦屋根の耐震実験を行いました。屋根の設計施工ガイドライン工法に基づき実物大の屋根を造り、阪神・淡路大震災クラスと予想される東海大地震を想定した地震を再現、地面よりも高い屋根部分に伝わる「増幅された揺れと力」を加えた厳しい条件下での実験です。 結果として、阪神・淡路大震災クラス(M7.2)と予想される東海大地震(M8)のパワーにも負けないことが証明されました。

実物大の耐震実験(2004年10月)

ガイドライン工法で施工されたJ形、F形の屋根の耐震実験。震度7の揺れに対して安全であることが確認されました。

(株式会社間組技術研究所試験)

棟の耐震試験

棟回転加力試験(「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」)

回転式の棟の耐震試験

 ※ガイドライン棟部の瓦の試験方法による(島根県産業技術センター試験)

石州瓦工業組合 屋根の学校サイトより抜粋

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